英語の勉強の仕方 英文法は無理して覚えなくていい
こんにちは、nikukuitai29です。
タイトルを見て、えっ、そうなの?と思う人もいるかもしれません。
英文法について、ここで僕が伝えたいのは、無理して覚えなくていい
ということ。
受験英語的に学習すると、英語の5文型や、関係代名詞節、関係副詞、英熟語が混在する文章を学習したりしますし、中学生の参考書なんかでも、文型が出てきます。
受験英語であれば効率がいいかもしれませんが、本当に英語力を身に付けたい人であれば、これは優先順位として後回しする事をお勧めします。
そもそも、いわゆる5文型は、当てはまらないケースもあり、英文を解釈する一つの方法に過ぎません。ネイティブは5文型自体知らなかったりします。
最低限知っておくべき基本文法は、
[主語][動詞][説明等]
という事。
こういう説明の仕方は、他ではあまりされないと思うので、ここだけの話と思って下さいね。
英文法はこれをベースに、付け加えや省略など、アレンジされている事を知っていればよいのです。
例えば、
- I go to school.
- You say I say.
- He is in Arashiyama Kyoto now.
という例文では
I go to school.
僕は学校に通っています。
(私は学校に行きます、ではない事に注意)
You say I say.
あなたは私が言う事を言います。
He is in Arashiyama Kyoto now.
彼は今京都の嵐山にいます。
英文に目をつけると、
[主語]→[動詞]→[説明等]
になっている事がわかります。
これが最も大切な基本形だと覚えて下さいね。
英語を母語とする人は、無意識にこの順番で話します。
基本文法に助動詞を加えてみる
- I mast go to school.
- You should say what I say.
- He will be in Arashiyama Kyoto tomorrow.
I mast go to school.
○私は絶対に学校に行かなければならない。
○僕は学校に絶対に行かなきゃダメなんだ。
You should say what I say.
○あなたは私が言う事を言うのがいい。
○君は俺がいう事を言ったほうがいいよ。
He will be in Arashiyama Kyoto tomorrow.
○彼は明日京都の嵐山にいるはずだ。
○明日あいつは京都嵐山だろう。
訳をあえて2つ書いているけど、受験英語だとペケをつけられるような日本語訳でも、本当は訳としてはどちらでもよい。
どちらも正解という視点で、訳の広がりを感じてもらえたら嬉しいです。
前回の記事で、助動詞は覚えた方がいいと伝えたけど、上を見てもらえれば、
助動詞があるだけで、より自分の意見が文に出ているのがわかる。
助動詞は、動詞に自分の意見を加える働きがある。このことはとても重要で、しかも覚える数も少なく、知っていれば文がぐっと広がるので、覚えておけば得ですよ!
基本文法を疑問形にするとどうなるか
疑問形にするには、動詞により、大きく分けて2つのパターンがある。
be動詞と一般動詞
動詞には、be動詞(be, is, am, are)と一般動詞(be動詞以外。play, run, take, give, thinkなど。)の2つのパターンがあり、それによって疑問形をつくるやり方が少し違う。
中学校ではbe動詞と先生が連呼していたのを思い出す。
しかし、そもそもbeの意味がわからない。
beの意味
beは『何かが何かです(である、なっている)』という事を表していて、主語によって形がかわる。
主語がIならam、youならare、heやsheはisといった具合。なので、is, am, are は 元の形はbeと覚えておけばいいのです。これを『beはis, am, are の原型(げんけい、元の形という意味)』という。
中学校では、丸暗記させられるはず。
be動詞の疑問文
You are a TV personality.
○あなたはTVタレントです。
Are you a TV parsonality?
○あなたはTVタレントですか?
[主語]→[動詞]→[説明等]
が、
[動詞]→[主語]→[説明等]→[? ]
に順番が変わります。
主語と動詞を入れ替えるだけですね。
Your boss is kind.
○あなたの上司は親切です。
○おまえの偉いさんは親切や。
Is your boss kind?
○あなたの上司は親切ですか?
○おまえの偉いさんは親切か?
一般動詞の疑問文
He take a taxi.
○彼はタクシーに乗ります。
○あいつタクシーつかまえるよ。
Does he take a taxi?
○彼はタクシーに乗りますか?
○あいつタクシー乗る?
[Do(Does)]→[主語]→[動詞]→[説明等]
と、Doを付ける。
Doは、自分と話相手以外で単数の主語の場合だけDoesとなります。例えば、She(彼女)、It(それ)、His father(彼の父)など。このことを小難しく言うと『三人称単数』といいます。
このように、基本文法さえ知っていれば、あとはちょっとアレンジするだけで様々な形が作れるのです^ ^